自営業を始めるために必要な経費はいくらくらい?

入金サイクルにより異なる準備費用


自営業を行う際に、最初の売上入金日と経営が安定した段階での入金日の2種類の期間で準備費用は変わります。会社勤めとは異なり、自営業の場合には売上の入金日が毎月決まっているわけではなく、法人取引の場合には特に締め日と入金日により実際に売上が入金されるまでに3ヶ月程度掛かることはごく普通にあります。
最初の売上入金日が3ヶ月後で、経営が安定する入金日が6ヶ月後ならば、6ヶ月間営業を続けられるだけの経費が最低限必要です。短期間で経営が安定するとは考えにくいので、実際には1年間営業出来るだけの資金を用意する必要があると考えられます。自己資金と取引銀行からの借入により賄うとしても、自営業者に対する銀行融資は審査を通すのが難しい状況です。

経営を安定させるために必要な運転資金


自営業を開始してから半年程度は、売上が安定しないことが良く有ります。準備期間が短いほど売上が安定するまでに時間を要することになるので、運転資金をある程度潤沢に用意しておく必要があります。毎月決まった売上が上がるわけではなく、取引先に応じて入金サイクルの特徴を掴むまでに半年から1年程度掛かることも珍しくありません。
運転資金が枯渇してしまっては、自営業が立ち行かなくなるので、事業資金として用意するお金は、固定経費と運転資金は別に管理しておくことが大切でしょう。大きく稼ぐことが出来る可能性がある自営業では、同時に売上がゼロという状況が暫く続く可能性も合わせ持っている点に十分に注意して、開業準備を行うことが大切です。